「床がギシギシする…」小さな違和感から始まったM様のご相談

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久しぶりのご相談の電話

「こんにちは。実はちょっと相談したいことがあって…」

ご連絡をくださったのは、数年前にご自宅の全面リフォームをお任せいただいたM様でした。
工事が終わってからも、お変わりなく暮らしておられるだろうか、何か生活が良くなっていれば嬉しいなと、時折思い出すお客様です。

久しぶりにお話できたことが嬉しく、すぐに相談内容を尋ねると、M様は少し言いにくそうにこう続けました。

「一年前くらいから気になっていた、リビングの床がギシギシ鳴るのがとても気になってきまして。」

床のきしみは、小さな悩みに思われがちですが、毎日必ず通る場所だからこそ、気になりだすとストレスになりやすいもの。
すぐに現地調査のお約束をし、久しぶりにM様邸へ伺うことになりました。

可愛いうさぎがお出迎え

玄関を開けると、リビングに置いてあるゲージに黒くてふわふわの小さな影がこちらをじっと見ています。
M様が大切に飼っている、あの可愛いうさぎです。

「いつもこの子がここで遊んでいるんです。動くたびにギシギシ鳴るから、この子もビックリしちゃって。」

うさぎは静かな環境を好む生き物。
確かに、床の音がすると耳がピクッと動き、少し落ち着かない様子が見られました。

「それでね、冬になると床からの冷気も少し気になって…。」

M様の悩みは「音」だけではなく、「冷え」にもあるようでした。

床がギシギシ鳴る原因とは?

さっそくリビングを歩きながら、どの部分で音がするのか確認していきました。
確かに、特定の場所を踏むと「ギッ」「ミシッ」という軽いきしみが感じられます。
何か床が外れそうで怖いという感じすらおぼえました。

調査を進めると、原因は床材の経年劣化。
リフォームから数年経っているものの、生活動線の中心となるリビングと廊下は使用頻度が高く、湿度や温度の影響も受けやすいため、床材のわずかな変形や緩みが起こることがあります。

床の下地(根太)と床板の間にわずかな隙間ができると、歩いた時に摩擦が生じ「ギシギシ」と音を出すのです。

M様は納得したように頷きながら、

「毎日使う場所だから仕方ないって分かってるんですけど…やっぱり気になりますね。」

と、静かにお話しされました。

床下の寒さの理由

M様から出ていたもう一つの相談、それが「床の冷え」。
床材の隙間ができると、そこから冷気が上がりやすくなります。

また、リビングは広い空間です。暖房が効いていても、床面近くは温まりにくく、特にペットを飼っているご家庭ではその差を感じやすい傾向があります。

「うさぎは床に近いところで生活しているから、寒さには気を付けてあげたいんです。」

M様が優しい眼差しでうさぎを見つめながら話す姿に、ご家族の暮らしを大切にされている気持ちが伝わってきました。

最適な補修方法の提案

今回の状況をふまえ、次のような補修をご提案しました。

  1. 床板の固定補強(ビスの追加・補強)
    → きしみの原因となるわずかな隙間を減らす。
  2. 必要箇所の下地調整
    → 床の沈み込みを改善し、音を軽減。
  3. 床材の経年劣化部分の補修
    → 状態の悪い部分は交換・補強。
  4. リビング、廊下の床フローリング全面貼り。(二重張り)
床板の悪い箇所をマーキング
床板の悪い箇所を撤去
床板の悪い箇所を補修
施工後

音をなくすだけでなく、冷気の侵入を抑え、うさぎにも過ごしやすい環境を整えることを目指す内容です。

M様は少し安心した表情になり、

「直るなら嬉しいです。毎日歩くたびに気になっていたので…お願いします。」

と工事をご依頼いただきました。

工事後の変化に驚きの声

工事は丁寧に進み、補修が終わったリビングと廊下をM様に歩いていただくと—

「えっ、こんなに違うんですか?音がしない!すごい!」

と笑顔で驚きの声をあげてくださいました。

うさぎも安心したのか、良い表情をしているように感じました。

「これで冬も安心して過ごせそうです。やっぱりお願いしてよかった。」

その言葉をいただけた瞬間、私たちも胸が温かくなりました。

音と寒さは「小さなストレス」だからこそ大切に

床のきしみや冷えは、家の中の小さな悩みのように思われがちです。
しかし毎日使う場所だからこそ、放置すればするほどストレスが積み重なります。

今回のM様のように、
「気になるけど、相談するほどかな…?」
と思っている方ほど、実際に直してみると暮らしが一変します。

家は、人もペットも一緒に「安心してくつろげる場所」
その環境づくりのお手伝いができることを、改めてありがたく感じた施工でした。

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